大学院共通科目「アジア農業協同組合論」第8回「キルギス:中央アジアの農業と農協」を実施 2018/7/2

大学院共通科目「アジア農業協同組合論」の最後の講義が7月2日(月)に北大農学部S32教室で行われました。今回は北海道大学大学院農学院・アジア地域連携研究所の中村正士氏により、「キルギス:中央アジアの農業と農協」というテーマで講義が行われました。

講義では、まず、中央アジア5カ国(ウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン)の地理的位置と歴史、そして、農業についての紹介がありました。特に、タジキスタンの農業においては、営農資金の不足、セフティーネットの欠如、生産基盤の未整備、組織未整備や農家の制度知識不足、営農サービス機能の欠如、生産物の低品質を主要課題として取り上げました。

続いて、タジキスタン、キルギス、ウズベキスタンの農家と農民組織の概要について説明し、3カ国における農民組織化の課題を指摘しました。タジキスタンは極端に少ない予算、職員の低い給与による人材の流出、形式主義と無秩序な業務の進め方、中央集権的発想と企画立案能力の低さが指摘されました。なお、キルギスは、加入農家の少なさ、衰弱な財政基盤、農協の役割・機能についての理解不足、サービス機能の貧弱、技術指導や普及を行う仕組みの未整備が述べられました。

以上を踏まえ、最後には、中央アジア諸国での農業協同組合育成についての説明がありました。

今回の講義で2018年度の大学院共通科目「アジア農業協同組合論」は終了となりました。当科目の講師を担当していただいた外部の講師をはじめ、当研究室のスタッフのみなさまにこの場をお借りしてお礼を申し上げます。

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